The Sprinter Called Mr.Chambers

[Today's Story]


イギリスの陸上選手Dwain Chambersが支離滅裂になっている。


過去の陸上大会では、優秀な成績を残していたChambersだが、
ステロイドを使用を認め、2年間の罰を受けていた。


イギリスのオリンピック連盟も彼のオリンピック出場を禁止している。


それにも関わらず「北京オリンピック出場が今の目標」と先月31日の記者会見で彼はコメント。


29歳のスプリンターにはまだ実力があるのかもしれない。
アメフトにも挑戦していたが、これは報われずに終わった。

3月に行われた世界室内大会の60mで銀メダルを獲得。
その後に、同選手は引退を仄めかしていたが、これも上記のコメントで消えた。


そして今月1日、Chambersは周囲を驚かせた。
ラグビーのSuper League(RFL)で最下位に低迷するチーム「Castleford」と練習生契約を済ませたからだ。


過去にラグビーをしたことがないと彼は公言。


RFLは公式に彼を選手として登録。



CastlefordやRFLは、なぜそのような決定を下したのだろうか?


Chambersはなぜラグビーなのか?オリンピックにラグビーという種目はない。


裏で何が起きたのかは分からないが、お金の力が働いているのだろう。


薬物使用しても彼のように復帰できると勘違いする人が増える恐れはないか?
薬物使用の助長か?それとも見せしめ?


本当に北京を目指すなら、彼は陸上の練習に専念するべきではないだろうか?


ラグビーにしても本人にしても、今回は「木によりて魚を求む」だ。


方法が間違っていると思う。筋が通らない。道義をわきまえていない。


ラグビーファンはこれに満足だろうか?
このような選手が五輪出場に値するのだろうか?


Chambersには、違ったやり方で、再び輝いてほしい。


このニュースは良いだろう。
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/athletics/7326293.stm


そして、スポーツには清潔であってほしい。


Ryo2412