English Football and the Moral 1

スタジアムの風景

[Today's Story]


「サッカーの母国」といわれるイングランド
ボール(玉)を蹴るという行為は、世界の様々な地域で見られていた。
日本の蹴鞠がその1つ。


だが、1760年代に産業革命がイギリスで始まり、市民の生活は激変。
休日の娯楽として、アマチュアのサッカークラブが誕生。
企業のサポートを得てFootballをプロ化。


こうしてイングランドは「母国」となった。
今やPremier Leagueは世界最高のリーグと言われている。


しかし、最近は何かおかしい。
その現像として3点を挙げる。


まず、選手たちの審判へのリスペクトが見られない、と最近よく言われている。
ラグビーと比べると、これは明確。
サッカーのピッチ上では、審判と議論したり罵声を浴びす選手が多い。
審判の判定に疑問を抱くことは観戦するファンも同じ。


先週マンチェスターUTDと対戦したLiverpool。
既に警告を受けていたLiverppolのアルゼンチン代表・マスケラーノが、前半の終盤に、
判定に納得がいかず、審判に詰め寄り、何かを言ったとして、退場。


見ていて歯がゆかった。警告を受けていたマスケラーノは我慢するべきだった。
彼の退場が試合に与えた影響は大きい。Liverpoolは0−3で大敗した。


事件から5日後、マスケラーノは審判へ謝罪。


何が実際に起こったのかは不明。
審判と議論するのはよく見かけるシーンで、それはサッカーの1つだと思う。


しかし、「尊敬」が欠如していることは問題だろう。
これはサッカーだけに限らない。


現在、イギリスの青年たちによる飲酒問題や殺人事件が多発。
原因のひとつは、「相手のことを思うこと」が決定的に足りないこと。
これは人間関係の軽薄化や我慢できないことなどに起因すると思う。


メディアに頻繁に登場するから、サッカー選手たちは子供たちのモラルの手本となる。
選手たちが審判をリスペクトすることで、この社会問題が大幅に改善するとは限らない。


しかし、貢献はできると思う。
Footballの社会貢献は、こうしたことの積み重ねだろう。


巨額のお金が動くFootball Business。
でも、お金よりも大切なことがある。


To be continued...


Ryo2412