BSkyB to Continue Its Monopoly of CL

[Today's Story]


UEFAが、2009年から1012年までのチャンピオンズリーグのイギリスでの放映権を
BSkyBと契約した。


http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/7302231.stm


BBCやITVとの競争に勝ち、契約更新となるわけだが、
今回は契約内容が増えている。
BSkyBが放映する試合が増えるのである。


チャンピオンズリーグといえばコレ。
http://www.youtube.com/watch?v=8z7W6ZRMwGA


今回の契約更新で思うこと。


1.「UEFAとBSkyB、プレミアLのビッグ4との関係」


もはやBSkyBのスポーツ放映独占は終わりそうにない。
マンUアーセナルチェルシーリヴァプールら強豪はTVマネーが欲しい。
これがなくては経営難に陥るのが弱みだが、
彼らの欲望を満たすのが、Pay-Per-View方式のBSkyBである。


先日、強力なパワーを持っていたG14が解散したわけだが、
チェルシーを除く上記の3チームが、推測だが、UEFAに圧力をかけた可能性がある。


またプレミアリーグは海外で試合を行うことを検討している。
この計画は様々な所から批判を浴びていて、FIFAも否定的な見方をしている。


UEFAはBSkyBと契約することで、
チャンピオンズリーグプレミアリーグより価値があるものにできる。
少なくとも、後者に劣ることはない。


よって、UEFAはプレミアリーグをコントロールできる。


2.「BSkyBに敗れたITVという会社」


現在では、民営会社のITVは2試合を放送できている。
それに対し、BSkyBは14試合。


しかし、BSkyBはITV社の17.9%の株を所有している。
最近、これを7.5%まで下げるよう言われているが、
これに反対しているBSkyBは裁判を起こすかもしれない。


http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/7257242.stm


今回の契約で、BSkyBの放映権がアップしたのに対し、
ITVは1試合も放映できないかもしれない。


これはマードック氏の権力の見せつけかもしれない。


Ryo2412