Liverpool in crisis

[Today's Story]

多くの注目を集めているLiverpool。
２００８年European Capital of Cultureを街は盛大に祝っている。

一方、Liverpool FCが混乱している。
昨年の２月からクラブオーナーのアメリカ人George Gillet氏とTom Hicks氏が
批判を集めている。

彼らはクラブにあまり投資をしないのである。
監督のRafael Benitez氏とは、１月の移籍選手のお金についてもめた。
オーナー就任の時に約束した新スタジアムについても、
お金が足りなくて縮小化することになった。
クラブを£218.9mで買収した時、£44.8mのクラブの負債も含まれていた。

人気クラブのオーナーになれば、相当儲かる。
TVマネーはもちろん、今はデジタルメディアで更なる市場の成長が期待されている。
株主たちにも利益を還元しなくてはならない。

自分たちのビジネスが第一で、クラブのことはその後。

現在世界経済が混乱している。その中心はアメリカ。
その国が恐れているのは中国とロシア。

ロシア人でChelseaのオーナーのアブラモビッチ氏は大量のお金を
クラブにつぎ込んでいる。
そのやり方に疑問を投げる人も少なくないが、Liverpoolとの違いは
リーグ優勝２回という結果があること。そして大量のお金。

Footballがビジネスになり、利益が優先されるようになった。
サポーターはオーナーの交代を求めている。
Dubai International Capitalという会社が買収しそうだが、
Footballを理解していることを願う。

Ryo2412