The G14 Dissolved & Happy FIFA Chairman

[Today's Story]


ヨーロッパの強豪フットボールチームで形成され、
その地域で強い影響力を持っていた「G14」が15日解散した。
FIFA・UEFAとG14の間で結ばれていた契約のため。


その契約の一部は、G14に所属するクラブのプレーヤーがそれぞれの代表の国際試合に
出場したら、FIFAやUEFAがクラブにその分の報酬を与えるというもの。
なぜかというと、クラブは自分たちの選手を極力代表では使わせたくない一方で、
FIFA・UEFAは国際親善試合を魅力的にするため優秀な選手にプレーしてもらいたいから。


今回の解散では、G14のいくつかのクラブが裁判を起こそうとしたが、
その報酬を受け取る代わりに裁判を取り止めて解散する、ということになった。
スーパーリーグ構想もなくなるだろう。


G14は解散するが、「the European Club Association」という団体が取って代わる。
この新団体は100のメンバーで構成され、ヨーロッパ53カ国から一人は必ず参加している。


これでG14はなくなり、彼らの影響力は低下した。
嬉しいのはFIFAとUEFA。
UEFAのプラティニ会長は、
FIFAの役員時代にブラッターFIFA会長に育ててもらった。
彼らはつながっている。プラティニ氏がUEFAの会長に就いたこと自体、
FIFAがヨーロッパを支配下に入れるためである。
少し前までのUEFAはヨハーレン氏が会長でFIFAに反対していた。


ブラッター氏の世界サッカー独裁の野望は進んでいる。


Ryo2412