Throne of Blood
[Today's Story]
「そんなバカな・・・森が動いている・・・」
目を疑った。そんなのあり得ない。
でも確かに木が、歩いている。
ソレを見た館の主は戦々恐々。
腰を抜かしてその場に倒れこんだ。
呆気にとられた俺は、ただ口をぽかんと開くだけ。
恐ろしく面白かった映画「蜘蛛巣城」。
大学の図書館からレンタルして週末に鑑賞。
権力・地位への人間の欲望がわかりやすく描かれている。
ちなみに森が動くシーンは最後の方。
そして、館の主の鷲津(三船敏郎)が・・・もうこの先は言えない。
言ったら無数の弓が飛んできちゃう。
黒澤明監督の作品は大学の図書館にずら〜りと揃っている。
イギリス人の友達も彼の作品をたくさん観たと言っていた。
さすが映画界の巨匠。
宿題を放棄して観たかいがあった。
Ryo2412